パピーウォーカーふり返り日記 トイレトレーニング

 
腕に抱かれるラブラドール・レトリーバー




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訓練所での委託式を終え仔犬と一緒に帰宅して、まず最初にするのが排泄です。

 

あらかじめ決めておいた排泄場所(屋外)に仔犬を連れて行き、「ワン・ツー!ワン・ツー」と声をかけて排泄を促します。

「ワン・ツー」=排泄の合図

 

盲導犬が勝手に好きな時に好きな場所で排泄をしてしまうと、視覚に障害があるユーザーは後始末がとても困難になりますから外出の前に用を足して出かけられるようにするための大切なしつけです。

 

まず排泄場所に誘導して「ワン・ツー」と声をかけます。

 

トイレの場所と、「ワン・ツー」と言う言葉を覚えてもらいます。
このとき用を足せたらたくさん褒めます。

 

1度や2度で出来るようにはならないので根気よく教えていかなければなりません。大体2時間おきにトイレに連れて行ってました。

 

訓練所から配布された飼育に関する資料の中には、仔犬は排泄前にしたい素振りを見せると書いてあります。

床をクンクンしたり、くるくる廻ったりするそうですが、うちに来た仔犬には当てはまりませんでした。

 

トイレ場に連れて行きしばらく声をかけても出ないなぁと、部屋にもどると床に   『ジャー』

 

「やられた!」

 

たまにタイミングがあってうまく出た時は思わずガッツポーズしたくなります。

 

成功と失敗を何度も繰り返しながら、だんだんトイレで排泄する回数が増えてきます。

 

3カ月を過ぎたころにはお部屋でのおもらしはほとんどなくなりました。

 

ですがトイレトレーニングの目標は「声かけで排泄」ができる。ですからまだまだトレーニングは続きます。

 

トレーニング中の1番の思い出は、真夜中のトイレ出しです。

 

秋の終り頃に仔犬がやって来て、季節は冬に向かって寒くなっていく中、夜中に少なくても2回はトイレに連れ出すので、寒いし眠たいし、けれども必ず排泄するわけでもなく毎日の寝不足と焦りで少しイライラもしてたかもしれません。

 

当時は終わりなき戦いのように思えたトイレトレーニングでした。

 

それでも仔犬は日に日に成長して排泄の間隔が長くなります。すると睡眠の間隔も長くなりますから家に来て2カ月を過ぎたころには、夜は5~6時間眠ってくれるようになりました。

 

睡眠不足が幾分かやわらぐと気持にも余裕が出てきます。失敗しておもらしをされても、焦らずに「そのうち出来るようになる」と思えてきました。

 

実際時間はかかったけど、1才前にはなんとか覚えてくれました。

 

他のパピーウォーカーさんに聞いたところ、2,3週間で覚えたという仔もいれば1才前でも「おもらし」しちゃう仔もいるそうです。それぞれ個性があって、育て方も育児書通りにはいかない。そう考えると人間の子育ても結構通じるところがあります。

 

トレーニング中は余裕がなく「これがいつまで続くのか?」と思いましたが、振り返ればたったの数ヶ月のこと。

 

思い出話になった今は、楽しかったなぁと思います。

 

 

 

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