ながい年月を一緒に過ごしたら、人間の言葉を理解してるって書いたけどさ、全然わかってないことも多々ある。
今朝の散歩のとき事件はおきた。
歩いてる途中でヴィーちゃんがツー💩をして、それを拾ってるとき急にやーちゃんが引っ張って草のとこに顔をつっこんで何かを口にした。モゴモゴしてるから「アウト、出して」と言ったが時すでに遅し、突然のことで制止もできず。
おそらく猫の💩を食べたと思う。なんで落ちてるものを食べるかな(T_T)
早々に散歩をきりあげ、外の水道で口を洗った。今日は一日絶交や。
食べたものがなんなのかハッキリわからない、お腹こわしたりしないだろうか、罰としてご飯抜きとかしたいところだけど、それを拾い食いした罰だとはわからないだろう。そんな事を考えながら、朝のご飯をあげた。
食べてるのを眺めながら、急に昔のことを思い出した。やーちゃんが1歳半くらいのときだったかな?ドッグランに連れていったとき、フェンスの外側に知らないオジさんがいて、やーちゃんはその人に愛想よくシッポを振りまわしてた。
そのオジさんは自転車に乗っており、中型犬を連れていた。自転車に乗って犬を散歩させる人とは、関わりたくないので、やーちゃんを呼び寄せるためにちょっと近づいていくと、オジさんのワンコはノーリードでちょこんと座っていた。
ノーリードで自転車にのって犬の散歩をするって、ますます関わりたくない。けどやーちゃんはそのオジさんにメロメロな感じで、こっちに来ないのでもっと近づいた。フェンスを挟んで向かい合う距離まで行ったら、オジさんはニコニコしながら「この子、ええ犬やな」と言った。(ええ犬とは「良い犬」の意味だと思う)
「おっちゃんな、50年くらいジャパンケンネルで働いててん。トレーナーもしてた」とオジさんは言い、やーちゃんのことを「ええ犬、ええ犬」と褒めてくれた。「この子は訓練したらすぐ覚えるで、おっちゃんは色んな犬見てきたけど、この子はかなりええで」と、その日はじめて会った私に熱く語って帰っていった。
オジさんのワンコは自転車に並走して脇目もふらず、小走りにピタッとついていた。おそらくオジさんがきちんと躾けているのだろう。
オジさんが言うところの、ええ犬(良い犬)はきっと人間の指示を理解してできる子ってことなんやろな。
ノーリードの自転車散歩の人とは、仲良くはなれないけど、やーちゃんができる子って見抜いたことは褒めてあげようぞ(笑)なーんてね。
そんなことがあったよなぁ。ええ犬ってどんな犬? ドッグショーでいっぱい優勝する血統の犬?おだやかな犬?新聞とってくる犬?芸をする犬?人間のために働いてくれる犬? そんなん全部、人間の都合に良い犬やん。
うーん……やっぱり大切にされて楽しく生きてるのが、ええ犬やんな。それなら拾い食いも犬にとったら楽しいこと?
いや、あかん!あかんでヤーレン。いくら楽しくても💩食べたらあかんで。
ええ犬の答えは今日のところは💩を食べないのが「ええ犬」や。
本文と映像は関係ないです。
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