友人と話してるとき「ブリーディングウォーカーってどんな事するの?」と質問されました。友人は「パピーウォーカーのことはテレビで見て少し知ってるけど、ブリーディングウォーカーなんて聞いたこともなかった」とのこと。そのときの会話をサクッとまとめてみました。
Contents
ブリーディングウォーカーってなに?
(盲導犬育成ボランティアの我が家の経験のことに限ります。)
- 盲導犬候補の子犬を産んでくれる母犬を預かり飼育します。普段は家庭犬と同じように過ごします。
- 出産、育児のお手伝いをします。(出産は訓練所にて)
育児のお手伝い
パピーウォーカーさんに委託するまで、子犬を育てる母犬のお手伝いをします。
離乳食が始まるまでは母犬がほぼ世話をしてくれるので、ブリーディングウォーカーは出番がありません。母犬のケアがほとんどです。
母犬1日のタイムスケジュール(離乳まで)
5:00 排泄
5:00 排泄後に散歩。
6:00 朝食
産箱のシーツ、タオル交換 検温、排泄、子犬の体重記録
12:00 昼食
排泄、歯磨き、マッサージ、ブラッシング
16:00 散歩(暑いときは時間ずらす)
18:00 夕食
産箱のシーツ、タオル交換、排泄、子犬の体重記録
21:00 排泄
時間は多少前後しますが、こんなかんじで1日を過ごします。子犬の食事は母乳、排泄は母犬が処理してくれるので、子犬にたいしてすることは爪切りと体がひどく汚れていたらふいてあげます。そしてベビーマッサージと称して触りまくります(笑)
母犬の母乳の出が少なかったり、子犬の頭数が多く足りないときはミルクを足すので人が哺乳瓶であげます。たっぷり母乳がでるのはとてもありがたいです。
あと母犬と子犬の様子や行動、体重などを日誌に記します。
離乳食がはじまるまでは、ほんとにすることがないんですが、1番神経を使うのは「子犬の見張り」です。母犬の下敷きになってないか、タオルやシーツがめくれて下敷きになってないか常に目を配ります。
以上、我が家の様子をサクッとまとめてみました。
本日の坊っちゃん

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