口蓋裂で生まれた子犬は育つのか?
結論からいうと、未知数。
口蓋
口蓋とは、口の中の空間(口腔)と鼻の穴(鼻腔)とを分離している隔壁部分のことですが、口腔と鼻腔がつながり左右に分かれたままになっていて、穴があいている状態を口蓋裂といいます。原因
口蓋裂の原因には先天的なものと後天的なものがあります。
・先天的な口蓋裂は、母犬のお腹にいた時の栄養障害や胎児の成長に有害な薬物の投与、ウイルス感染症など、または遺伝性の要因などによって発生するといわれています。
・後天的な発症の原因としては、歯周病が悪化して発症する場合や交通事故や落下事故、感電などの事故が原因で発症する場合などがあります。症状
口蓋が裂けて口の中と鼻の穴がつながっているため、生後まもない子犬の場合は、哺乳してもミルクが鼻から出てきてしまい上手に飲めない場合やミルクが気管から肺に流れ込んで誤嚥を起こし、咳や呼吸困難、肺炎などの症状が見られ、死に至る場合もあります。
治療
外科的に裂けている口蓋を整復する手術を行います。外科治療が終了するまでは、経胃カテーテルなどを用いてミルクや栄養食などを投与することで、誤嚥性肺炎を防ぐよう管理します。
引用元 どうぶつ親子手帳 https://www.anicom-page.com/all_details?type=1&id=27
生まれたときの記事はこちら
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Contents
口蓋裂で生まれた子犬は育つのか?
自力でお乳を吸うことが出来ないので、ミルクを与えてます。

写真のチューブを口から入れて、胃に直接ミルクを流し込む。
最初は5ccからスタートして、40ccまで増えた。
チューブを入れる時、嫌がって暴れる。そりゃイヤだろう。
ミルクの量が増えると、体重も増えるけど多すぎたら下痢して体重はマイナス。三歩進んで二歩下がる。
なんとか3週間が過ぎた。
生後3ヶ月くらいになったら、手術できるらしい。
3ヶ月が気の遠くなる長さに感じる。
少し慣れたけど、ミルクあげるのが怖くてしかたない。
人間がミルク与えないと、この子死んじゃうんだ。
間違って肺に入ったら、この子死んじゃうんだ。
考えてもしかたないことが、グルグルと頭のなかでめぐる。
「この子は何も悪いことしてないのに、なんで口蓋裂で生まれたん?」
「大人になるまで、育つの?」
答えなんてないけどね。
ブリーディング・ウォーカーの長い1日。お産に当たり前はないんだよ。
明日生きてるなんて、わからんよ
ネガティブなことばかり考えてしまって、これじゃあかん!あかんで!
そもそも明日も元気に生きてる保証なんて誰にもないわけで。
そういえば私の母親は、朝学校に行く時「いってらっしゃい」って元気に見送ってくれたのに、その後倒れてそのまま亡くなってしまったんだ。
子犬ちゃん見てたら切なくて泣けてきて。「生きるって、どういうこと?」なんて、まるで思春期みたいなこと考えて立ち止まってしまってた。
あかん、あかん!大阪のオバちゃんらしく、ガハハと笑って生きていかな。
生きた証?になるかどうかわからんけど、子犬の成長記も書かんとね。

朝がきて、今日も生きてる、ありがとう。
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