やーちゃんとの暮らしを、記憶をたどりながら振り返ります。
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はじめてのパピーウォーカー
2014年10月某日 快晴
千早赤阪村にむけて出発した。
車を走らせながら、車中で私と娘のドキドキとワクワクが外にもれそうだ。
今日はパピーウォーカー委託式。
盲導犬育成ボランティアのひとつ、仔犬を預かり飼育するパピーウォーカーがはじめて仔犬と対面する日。
事前にわかってるのは、我が家に来るのは生後50日イエローのラブラドールの女の子。
「どんな仔?早く会いたい」
午前10時前訓練所に到着。
1時間弱くらい事前の説明会のあと、いよいよパピー(仔犬)とご対面。扉の外から「クウンクウン」って声が聞こえる。
キターーーッ!

男の仔3頭、女の仔2頭の5頭兄弟姉妹。
「可愛い」以外の言葉が出ない(笑)
1頭づつそれぞれのパピーウォーカーに委託され、はじめて抱っこ。

4300グラム、お、おもたい
そしてママも登場


ありがとう、こんな可愛い仔達を生んでくれて。
今日から約10ヶ月のパピーウォーキングがはじまる。
帰りの車のなかで、家に着くまでの1時間半ずーっと鳴き続ける仔犬(不安いっぱい)そりゃそうだよね、さっきまでママと兄弟姉妹といっしょにいたのに、知らない人間、知らない車。不安だよね。
毎日楽しく暮らせるように頑張りますんで、今は存分に鳴いていてちょうだい(ほんとは人間も泣きそう)
自宅に着きさっそくケージをセットして、入れてあげたら電池が切れたように爆睡。ご飯も食べず夜の10時まで寝ましたとさ。

この日は朝から気持ちのいい秋晴れで、金木犀が満開だった。あの日のドキドキと金木犀の香りを生涯忘れることはないだろう。
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