パピーウォーカーは盲導犬候補の仔犬の社会化を促すために、出来るだけいろんな場所に連れて行きます。
いろんな物や景色にふれて、はじめての経験をたくさんつんで、初めてを減らしていく。
長時間のドライブや旅行なども社会化になりますが、普段の生活の社会化こそ大切だと思います。
やーちゃんがパピーのころ住んでいたところでは、近所を10分散歩するだけでも車のエンジン音、信号、鳥の鳴き声、猫の鳴き声、知らない人間、知らない犬、畑、家の中から聞こえる生活音、子供の大きな声などなど数え上げたらきりがないくらい刺激にあふれています。
やーちゃんははじめて救急車のサイレンに遭遇したとき、とても驚いて私にピッタリくっついておびえる風でした。けど今はまったく気にする様子もなく歩いています。
たとえ成犬でも見たことも聞いたこともない、音やものが近づいてくれば興奮したり怖がったりするんだと思います。
やはり、小さなころから色んなものに慣れるのは、盲導犬候補犬にかぎらず大切なことだと感じます。
小さなやーちゃんといろんな場所に行きました。
近所の公園、遠くの大きな公園、ドッグランにドッグカフェ、山、海、川、ドライブ、旅行、お花見。
おうちでビニールプールに入ったり、ホームセンターでカートに乗ってお買い物。
ぜんぶ毎日何もかもが大切な思い出。



そしてはじめてやーちゃんと見た桜。このときは来年の桜はいっしょに見れないんだなーとさびしい気持ちで桜をながめていました。

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